憧れの女性と上手く行って、いざベッドイン!
そんなときに限って勃たない…
目の前に女性の裸があって興奮しているはずなのに、何故か全然勃たない…
こんな経験をしてしまうと、自分を責めたり悩んだり、セックスすら怖くなってしまいますよね。
実はこの精神的な理由で勃たないことって20代~30代の若い男性によくあることなんです。
緊張が理由で勃たない場合、原因と対策を知ることで、解決することも多いんですよ。
勃たない原因に自分が当てはまる項目がないか、確かめてみてください!
元気に勃起して、楽しいセックスライフを送りましょう!
目次
緊張が原因で勃たない理由とは?

まずは「緊張状態」にあると何故うまく勃たないのかを解説していきますね。
勃起のメカニズムをご存じですか?
男性が性的興奮やペニスに対する刺激を受けると、ペニスの海綿体付近の血管から一酸化窒素と呼ばれる物質が出てきます。
一酸化窒素は血管を広げる働きがあるので、血流が良くなり海綿体にたくさんの血液が流れ込みます。
血液が入ってきた海綿体は膨張し、勃起するという仕組みです。
緊張してしまうと、このメカニズムにトラブルが生じるんです。
そのトラブルは大きく分けると3つにわかれます。
- 勃起に必要な一酸化窒素が減る
- 海綿体が膨らみにくくなる
- 緊張型EDになってしまっている
1. 勃起に必要な一酸化窒素が減る
上でお話しした通り、勃起のためには一酸化窒素が必要です。
その一酸化窒素が出るためには、男性ホルモンであるテストステロンが必要なんです。
でも実はテストステロンは緊張していると、量が減ってしまう性質があるんです。
そのため緊張しているとテストステロンが減少し、それに併せて一酸化窒素も減るので、十分に勃起しなくなってしまうんです。
2. 海綿体が膨らみにくくなる
緊張でテストステロンが減ると言っても、病気じゃなければ一切出なくなるわけではありません。
それでも勃起しないのは、緊張すると海綿体も膨らみにくくなってしまうからなんです。
海綿体は筋肉で出来ているので、緊張すると緩みません。
「緊張してガチガチになる」っていう表現通りです。
海綿体が緊張状態にあると、上手く血液が入って行かないのでしっかりと膨張してくれないんです。
勃起するための一酸化炭素が減り、さらに海綿体も大きくならない…こんな状況では勃起するワケないですよね。
3. 緊張型EDになってしまっている
EDは年配男性がなる病気というイメージですが「緊張型ED」「ヤングED」なんて名前のEDもあるんです。
緊張型のEDは、通常の緊張よりも酷い緊張状態になりやすい人や、セックスに関してトラウマがある場合になると言われています。
女性にセックスの内容について悪く言われた、初めてのセックスで失敗した…などでトラウマを抱えてしまうことがあります。
そうなると、自力では克服できずED薬の力を借りて勃起を起こす必要があるんです。
ただ、加齢によるEDとは違い薬を使って1度勃起させてエッチが上手く行けば、それで解消することもあります。
要は薬によって自信を取り戻すキッカケを作るということですね。
緊張をしないための工夫をしても、どうしても上手く行かない…なんてときには、医師に相談してみるのも一つの方法ですよ。
緊張しないための工夫と対策

EDと判断するほどでもない、もう少し色々試してみたい…という方は、緊張しないための工夫をしてみましょう。
気持ちの切り替えや下準備によって緊張が解消することも十分にあり得ますよ。
女性視点でのアドバイスもありますので、参考にしてみてください。
ガチガチに勃起して射精することがセックスの全てではないと考える
これって女性からすると当然のことなんですが、男性にとっては違和感があるみたいですね。
ペニスで女性の中を突き上げることだけが目的ではないですよ。
女性にとって大切なのは、肌と肌が触れ合ってお互いを思いやりながら愛し合うこと。
無理にガンガン突き上げられても痛いだけってこともあります。
「相手を気持ちよくしてあげよう」
「ゆったりと触れ合おう」
こんな気持ちでスローセックスに挑む方が、案外うまくいくものです。
前戯重視のプレイをする
女性が挿入でイケることって、本当に少ないんです。
オナニーではイケるけど、セックスでは無理って人も多いですからね。
つまりオナニーと同じように前戯で刺激を与えられると、イッてしまいます。
一度達したあとは感度がかなり高くなるので、あまり固くないペニスでも満足できちゃいます。
むしろ勃たなくて挿入ができなくても、前戯で満足できていれば女性的にそんなに不満はありません。
挿入できるか不安がある場合には、とりあえず女性を満足させてしまいましょう。
「どうしても挿入しなきゃ!」というプレッシャーから解放されると、勃起しやすくなります。
本番前にゆったりと会話の時間を設ける
美人の女性が相手で緊張している場合や、久しぶりのエッチで自信がないときに有効です。
ホテルに行ってシャワーを浴びたら即ベッドイン!としたくなるところですが、シャワーの後にバスローブに着替え(裸のままでもOK)、少しゆったりと会話を楽しみましょう。
アルコールは飲みすぎると勃起に悪影響を与えますが、少し飲む程度なら緊張をほぐしてくれる良い効果もあります。
お酒を少しだけ飲みながら会話を楽しみつつ、良い雰囲気になってきたらキスをして行為にうつりましょう。
会話を挟んだことで緊張がほぐれて、緊張による勃起障害がおこる確率が軽減されます。
女性はガツガツしすぎるエッチを嫌う人が多いので、会話を楽しんでからスローセックスに移行するのは女性の好むプレイになり一石二鳥です。
シャワーだけではなく湯船にお湯をためて二人で入るのも有効です。
二人の距離がグッと縮まるだけではなく、入浴により血行が良くなるのでペニスに血液が流れやすくなり勃起を促してくれる効果があります。
勃起しやすい身体を作ることも大切

緊張やその他の原因で上手く勃たずセックスが上手く行かないことがあると、その失敗を引きずって何度も上手く行かないことがあります。
「トラウマ」状態になってしまうんですね。
それを打開するためには、上手く勃起してセックスを成功させることが一番。
そのためにはリラックスするだけではなく、勃起しやすい身体作りも大切です。
勃起しやすい身体作りのために大切なことを、いくつかご紹介します。
適度な運動と減量
運動不足と肥満は、どちらも血流を悪化させて勃起を妨げる原因になります。
BMI25を超える場合には、すぐにダイエットを始めたいところですね。
糖尿病や高脂血症とEDは複合しやすい病気です。
どちらも血液がドロドロになるので、血流障害が起きてしまうせいです。
通勤時に一駅歩くようにする、糖質控えめの食事にするなど、何か一つできることから始めましょう。
バイアグラが必要なEDだったのに、ダイエットを行って完治した例もあります。
食生活とアルコールの量を見直す
カロリー過多の食事による肥満だけではなく、添加物タップリの食事による勃起障害も起こることがあります。
添加物やアルコールは肝臓で代謝されますが、肝臓は男性ホルモン分泌のためにとても大切な臓器です。
肝障害のために男性ホルモンが減少すると、勃起しにくくなるのは当然です。
セックスの前はアルコールを控えるという方は多いですが、日常的にも飲みすぎないように注意が必要です。
精力のつく食事やサプリメントをとり入れる
栄養が勃起力を左右するのは、気の持ちようではなく事実です。
精子の成分である亜鉛を摂取することで、精液が増えて勃起力が高まる。
アルギニンを多く摂るとペニスの血管が開きやすくなり、勃起しやすくなる。
これらは科学的に立証された事実ですよ。
つまり意識的に精力のつく食材を摂ることや、精力剤と呼ばれるサプリメントを摂ることで勃起しやすくなり、一度セックスが上手くいけば緊張もしにくくなりますね。
精力のつく食事については、精力がつく食べ物5選を参考にしてください。
自信をつけるためにバイアグラを使うのもあり
バイアグラやレビトラなどED治療薬は、どんなに緊張していてもちゃんと勃起させてくれます。
失敗のトラウマから緊張型EDとなってしまった場合、一度ED治療薬を使用して成功の経験を積むと改善するケースがあります。
バイアグラなんて頼りたくない…と思うかもしれませんが、依存性のある薬ではないし最近では若い患者さんも増えておりそう特別なことではありません。
どうしても上手く行かないときには、一度薬を使ってみるのも良い方法ですよ。
まとめ
緊張による一時的な勃起不全は本当によくあることです。
自分への自信を失う必要なんてありませんよ!
まずはリラックスして緊張をしないための工夫をとり入れてみましょう。
それでも上手く行かないなら、勃起しやすい身体作りをしながら繰り返しセックスに挑んでみてください。
同じシチュエーションを繰り返せば、自然と慣れるものです。
どんどん緊張しにくくなりますよ。
「上手く行かないかもしれない」とあらかじめパートナーに伝えておくのも良いですね。
勃起しなくてもセックスを楽しむ方法はたくさんあります。
二人で共通の精力剤を飲んでつながり意識を高めてみるなんて方法も、オススメですよ!