「特許取得の黄金比率!」
特許って聞くと、なんかすごそう!って思っちゃいますよね。
どんな特許なのか気になりますし。
メイン成分はランペップとあまり聞きなれないものですが、精力サプリとしての実力はどうでしょうか?
成分の種類・量などからレッドドラゴンの評価を行います!
ちょっと特殊な返金制度についてもまとめましたので、チェックしてみてください。
目次
レッドドラゴンの詳細
主成分 | 卵白加水分解物(ランペップ)500mg・マカ300mg・ヒハツエキス・カツアーバエキス・亜鉛含有酵母9mg(亜鉛量)・紅参エキス(成分量は1日分当たり) |
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通常価格 | 13900円(税別) |
販売元 | 株式会社暖生堂 リカバリーハウス |
レッドドラゴンの成分
主成分であるランペップ、私も実は初めて聞きました。
卵白の成分とのことですが、どう精力剤サプリとして働くのか気になりますね。
他の成分を含め、内容とその効果を詳しくみてみましょう。
卵白加水分解物(ランペップ)
「ランペップ」とは、株式会社ファーマフーズにより商標登録された「機能性素材」と呼ばれる健康物質であり、「アルギニン」「ビタミンC」のような成分名ではありません。
卵白のたんぱく質を酵素分解して粉末化したものが、ランペップとのこと。
「卵が健康に良い」と言われているのは良質なタンパク質を手軽に取ることができるからですが、黄身には脂質も含まれており体質やコレステロール値によっては大量に摂れません。
そのためファーマフーズではコレステロールを含まない卵白だけを酵素分解し、良質なアミノ酸源としたようですね。
つまりランペップには卵由来の良質なアミノ酸がたくさん含まれています。
ランペップ1mgあたりのアミノ酸量が知りたかったんですが…見つけることができませんでした。
ただしランペップにED改善作用があることは、特許により証明されています。
(参考:NO産生促進組成物及びそれを含有する男性機能改善剤)
特許の内容によると、ランペップには血流改善効果があることがすでに判明していたようですね。
卵にはアミノ酸であるアルギニンが含まれており、血管拡張物質である一酸化窒素の産制にはアルギニンが欠かせません。
ランペップを摂ることで一酸化窒素量が増え血流が改善し冷え症改善に効果ありとわかっていたため、同様に血流が重要であるED改善についても実験を行った様子。
その結果、マカ・亜鉛とランペップを併用することで一酸化窒素産制量が増えるとわかったようです!
(実験したときの成分量も教えてほしい…!)
マカはランペップ同様にアルギニンが入っていますし、亜鉛はNOS(一酸化窒素合成酵素)と呼ばれる一酸化窒素を作るために必要な補酵素の働きを補助する働きがあります。
そのためランペップ・マカ・亜鉛の同時摂取で血流増進の相乗効果が得られるのだと考えられます。
ただ残念なのはランペップをどれくらい取ればいいのか全く情報がないということ。
ランペップ含有サプリの中ではレッドドラゴンは含有量が多い方なんですが、500mgという量が効果的なのかそうでないのか情報が少なすぎて私には評価できません…。
マカ
言わずと知れた精力剤サプリの有名成分。
ペルー原産のアブラナ科の植物であり、ホルモン不調を整える効果もありますが体質に合わない場合には余計にホルモンが乱れてしまうことも。
つまり合う・合わないの差が大きい成分ではありますが、精子の量や運動性・性欲増進などによい効果が得られる可能性があります。
これらの効果はマカに含まれるベンジルグルコシノレートという物質によるものです。
また、マカにはアルギニンをはじめとした豊富なアミノ酸、そして亜鉛が含まれています。
アルギニンは上記ランペップと同様に一酸化窒素を増やしペニスの海綿体の血流を増加させることで、勃起しやすくさせてくれますね。
亜鉛は精子の質や量を押し上げてくれます。
亜鉛が不足していると満足に精子を作れなくなってしまいますので、亜鉛不足は精力にとって重大な問題です。
マカを飲むなら最低でも400mgは欲しいところですが、レッドドラゴンのマカ含有量は300mg。
もうちょっと欲しかったな…というのが正直なところですが、全然意味ないね~というような量でもありません。
ヒハツエキス
「ロングペッパー」という名前で、香辛料として料理に使うこともあるコショウの仲間です。
医療用ではありませんが、漢方薬としても使われます。
漢方薬で期待される効能は「鎮痛」「健胃」「抗菌」目的です。
サプリメントとしてヒハツを用いる場合には、期待される効果が少し変わり「血圧を下げる」「体を温める」となります。
漢方薬とサプリメントでは飲む量がぜんぜん違うので、期待される効果も変わることがよくありますよ。
ヒハツには「ピペリン」という成分が含まれており、これが血中の一酸化窒素の働きを高めてくれます。
つまり血管が広がりやすくなるので、血圧が下がるということですね。
血圧が下がるといっても、薬のようにガンガン下がるわけではありません。
「ちょっと血圧が高めの人向け」くらいに考えてください。
ピペリンにより血管が拡張すると、血流が改善します。
そのため手足のすみずみまで血液が巡りやすくなるので、冷えが解消するという仕組みです。
そしてヒハツエキスが精力剤サプリに配合されるのもピペリンによる血流改善をねらったもの。
レッドドラゴンでいえばランペップ・マカの血流改善の補助って感じですね。
ヒハツエキス自体に血管に良い作用があることは間違いないんですが、レッドドラゴンにどれくらいヒハツが入っているのかわからないので評価できません。
カツアーバエキス
ブラジルのアマゾン川付近原産のハーブであるカツアーバ(カツアバ)は、古くから地元住民に滋養強壮剤として愛されています。
多くの精力アップ成分が「血流」にアプローチして勃起を促すのに対して、カツアーバは「神経系」へアプローチする成分が入っています。
具体的にはカツアビンA・B・Cと呼ばれるアルカロイドの一種が神経系・中枢神経を刺激することにより、性的興奮を促します。
論文が発表されているわけではないですが、ブラジルで行われた実験で「カツアーバによりEDが改善する」という結果が出ているそう。
ヨーロッパでは日本でサプリメントとして扱われているハーブを医療に使うなどハーブ医療が進んでいますが、カツアーバも一部治療に取り入れられているようです。
EDのほか、神経衰弱や疲労に用いるようですよ。
副作用の報告はほぼなく、安全に使用できるわりに神経系に直接作用するため、EDへの効果を感じやすいハーブがカツアーバ。
ただし日本国内では効果が実感できるほどの配合量で販売されているサプリメントはなさそう。
レッドドラゴンのカツアーバ含有量も不明です。
亜鉛含有酵母
精力の底上げを考えるときに欠かせないミネラル亜鉛を、酵母と結び付けて吸収されやすくしたのが亜鉛含有酵母。
最近のサプリメントに含まれる亜鉛は、亜鉛含有酵母の形が多いですね。
亜鉛は全身に存在し様々な酵素の補助や代謝に関わるミネラルですが、男性の体内では特に前立腺に集中しており精子や男性ホルモンであるテストステロンの合成に深く関わります。
精子の量や質が十分でないと妊娠につながらないのは当然ですが、勃起しにくくなる・中折れする・射精感が低いなどトラブルの原因にも。
性欲自体も減ってしまいますよ。
成人男性が1日に必要な亜鉛は12mgですが、日本人男性が食事から摂っている亜鉛は平均8.9mg。
不足分はサプリメントで補うのが効率的ですね。
レッドドラゴンに含まれている亜鉛は9mgであり、サプリメントからの亜鉛は吸収率が落ちてしまいますが食事からの摂取量とあわせると十分な量になります。
亜鉛に関しては合格ですね。
紅参エキス
高麗人参(コウライニンジン)と呼ばれる漢方植物の、茹でて乾燥させたもののエキス剤が紅参エキス。
現在でも医療用に使われているほか、ユンケルスターなど高額な栄養ドリンクに配合されていることもあります。
紅参自体に期待される効果は「強壮・強精」であり、紅参粉末やエキスは滋養強壮のほかに胃腸の不調を整える目的でも使われます。
高麗人参は非常に高価なため、サプリメントに配合されているコウジンは安価な別のニンジンを原料にしていることも。
どのようなオタネニンジン由来であればコウジンと呼んでも構わないという説もあるため、判断が難しいところです。
レッドドラゴンに含まれる紅参の量は不明ですが、ユンケルスターに含まれる紅参エキスは1500mg。
レッドドラゴン1粒の重さは300mg、1日分は6粒で1800mgなのでランペップだけで500mgを占めることを考えると、紅参の量がユンケルスターよりもずっと少ないことは間違いないですね。
ランペップの効果的な摂取量や実験の詳細などがわかればよかったんですけどね…。
マカの量は少なくもなく多くもなく、亜鉛は適量、その他は不明なので評価できません。
ランペップ以外は特筆すべき点は特にないです。
レッドドラゴンの副作用はある?
サプリメントは食品とは言え、副作用がないわけではありません。
公式サイトに「薬ではないので副作用はありません!」と書いていますが、ずいぶん乱暴な書き方だと思いますね…。
副作用という言葉が本来薬にのみ使うのでそのように言っているんだと思いますが、注意すべきことはちゃんとあります。
中には重大な健康被害が出てしまう可能性がある条件もあるので、しっかりチェックしてくださいね。
卵アレルギー
レッドドラゴンの主成分であるランペップは、卵の白身から取り出した成分です。
つまり卵にアレルギーがある方は、レッドドラゴンを飲むとアレルギー反応が出てしまう可能性があります。
アレルギーの中でも特に卵アレルギーは重篤な症状が出やすいので、卵アレルギーがある方はレッドドラゴンを絶対に飲まないようにしてください。
マカによるホルモン異常
不妊治療にも使われることがあるマカは、男性ホルモン・女性ホルモン共に数値を変化させる可能性があり、その変化の出方は人により異なります。
ホルモンが増減することで体調が整うこともありますが、逆に頭痛・ニキビ・吐き気など体調不良を起こすことも。
レッドドラゴンを含めマカ製品を飲むときには体調に変化がないか確認しながら飲み、気になる症状があるならいったん中止して様子をみてください。
亜鉛の過剰摂取
ミネラルである亜鉛は、基本的には副作用を起こすことはありません。
ただし過剰摂取をすると、強い嘔吐や下痢など消化器の不調の原因となります。
レッドドラゴンの亜鉛量は9mg、食事から9mgほど摂るとしたら、残り22mgで成人男性の許容量である40mg~45mgに達してしまいます。
ほかにも精力剤・サプリメントを飲んでいる方は亜鉛の摂取量に十分気を付けるようにしてください。
病院で処方される胃薬に亜鉛が入っていることもあるので、注意してくださいね。
その他
カツアーバ・コウジンも取りすぎると頭痛や血圧上昇など副作用が起きる可能性がありますが、成分量を書いていないほど少量のため、特に気にする必要はないでしょう。
ただし元々高血圧という方は、レッドドラゴンを飲んで血圧が上がっていないか毎日チェックしてください。
ヒハツにはわずかに血圧を下げる効果がありますので、レッドドラゴンを飲むことで血圧が変動する確率は限りなく少ないと判断できます。
実際には特別副作用(体調不良)が起きやすい商品ではないものの、重大なアレルギーとなりやすい卵白成分を入れている以上注意喚起はすべきです。
このあたりがちょっと…信頼感を下げてしまいます。
レッドドラゴンはいつ飲む?オススメの飲み方は?
公式サイトのQ&Aにも摂取方法について書いてありますが「いつお取りいただいても差支えありませんが、2~3回に分けて取ったり、まとめて取ったりなどお客様のライフスタイルに合わせてお召し上がりください」と、全然役に立ちません。
「1日摂取量をお守りいただき、毎日続けて取ることをオススメします」という文章のほうがずっと重要ですね。
レッドドラゴンの成分中で含有量が書いてるのはランペップ・マカ・亜鉛だけ。
ランペップは卵白由来成分ですし、マカの最高容量はかなり高いものです。
レッドドラゴンをちょっと多く飲んだくらいでは問題ありません。
ただし亜鉛に関しては上記の副作用でお話ししたように、過剰摂取による体調不良の心配があります。
レッドドラゴンの飲む量は公式サイトに書いてあるように、1日6粒までを守ったほうが良いでしょう。
気になる飲むタイミングですが、私は1日の中で複数回にわけて飲む方法をオススメします。
レッドドラゴンは即効性のあるサプリではなく、毎日コツコツ続けることで体質改善から精力アップを狙うものです。
メーカーの公式ページでも「90日は継続して欲しい」と言っていますね。
そして1度にたくさんサプリ成分を摂るよりは、何度かにわけて飲んだほうが長く体の中に成分をとどめておくことにつながりますよね。
そのため可能であれば1日2~3回に分けて飲んでください。
朝2粒・昼2粒・夜2粒もしくは朝3粒・夜3粒って感じです。
でも「あ、飲むの忘れてた」って思ったら、思い出したときにまとめて飲んでもOK(最高6粒まで)。
厳密に飲み方にこだわるよりも、毎日続けるほうが大切です。
カツアーバがシッカリ入っていれば催淫作用を期待してセックスの前に飲んでもいいんですが、そこまで効果を感じられるほど配合されているとも思えません。
期待を込めてエッチする日だけは直前にまとめて飲む!っていうのもアリだとは思いますが、期待しすぎないようにしましょう。
勃起力を高める・ペニスサイズを大きくすることを期待するなら、チントレ(ペニスマッサージ)も合わせて行いたいところ。
サプリ成分によって血管が広がっても、海綿体にしっかり血液が流れる機会を増やさないと意味がありません。
もちろん暴飲暴食などを避け適正体重を保ち適度に運動をするなど、健康に対する意識を持つことも大切ですよ。
返金制度
レッドドラゴンは他の精力剤よりもかなり長い期間お試しが可能です。
1ヶ月くらいでは変化が感じられない場合も多いため、90日間じっくりと試すことができるのは合理的ですね。
1か月や数日間しか返金保証がない商品もありますが、それでは効果というよりも「身体に合うかどうか」しか判断できません。
90日間あれば変わったか変わっていないかの判断には十分な期間なので、安心して試すことができます。
返品の際には納品書と商品パッケージが必要なので、届いたものは何も捨てないようにしておきましょう。
ただし、単品購入の場合は適応にならず、3ヶ月以上の定期購入に申し込む必要があります。
さらに全額が返金になるわけではありません。
レッドドラゴンの定期購入は3回分で、後払い式24,500円・クレジット払い23,000円ですが、そこから送料と事務手数料を引いた額が返金となります。
送料・手数料(1,296円×3回分)+返金事務手数料(3,240円)って、結構高いですね…。
90日間返金保証にはウラがあるって感じ…。
結局後払い方式では17,372円の返金、クレジット払いでは1,5872円の返金となるので、返金制度を利用するとしてお試しに必要は金額は以下の通り。
後払い・クレジット払い共に7,128円
3か月試せるので1か月分2,376円。
それほど高いわけではないのですが、全額返ってくると思っていると衝撃を受けるような支払額なので注意が必要です。
定期購入
初回は4,900円、2回目と3回目は9,800円です。
定期コースは3回継続が必須であり、4回目からはいつでも解約が可能です。
以前は4回目以降は定価の半額となる7,840円になる制度があったんですが、現在はなくなってしまったみたいですね…。
解約の場合には次回発送の7日前までに連絡が必要です。
クレジットカードで購入する場合は毎回上記の価格からさらに500円引きになります。
単品購入だと返金制度が使えないですし、かなり割高です。
単品の場合は13,900円(税別)+送料600円+手数料600円。
余計な手数料なども入る上に、かなり高額ですね。
単品購入するくらいなら、返金前提で定期コースに申し込んだ方が良いでしょう。
全額返金とはなりませんが、かかるお金は7,128円で済むので単回購入よりもオトクですよ。
類似商品サンリバイブとの違いは?
ランペップ含有精力剤として有名なレッドドラゴン。
でもサンリバイブって商品にも、ランペップが入っているんです。
実はレッドドラゴンとサンリバイブは、どちらも経営が同じ会社が作ったもの。
ランペップの含有量は同じで、マカの量はサンリバイブの方が多いです。
さらにサンリバイブにはクラチャイダムも入っています。
その上でサンリバイブの方が少し安いんですよね…。
定期コースで比較すると、レッドドラゴンが9,800円なのに対してサンリバイブは5,980円。
どう考えてもサンリバイブの方がオトクなんですが、サンリバイブには返金制度がないんです。
レッドドラゴンの返金制度は無料ではないものの、サンリバイブを3か月試すよりは安いですね。
ランペップだけを試してみたいならレッドドラゴン、マカやクラチャイダムの効果もプラスしたいならサンリバイブかな。
返金制度を使えば3か月間7,128円で試せるのは、なかなか良心的。
3か月飲めば変化の有無を判断するには十分ですね。
「これはやめた方がいいわ~」と思うほどけなす要素もなく、ランペップお試し目的なら飲んでみる価値はありそうです。
マカやクラチャイダムのパワーにも期待したいので、個人的には類似商品「サンリバイブ」の方をオススメします。